【TPP交渉】著作権の保護期間を「作者の死後70年」に統一で最終調整
環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で、参加12カ国が著作権の保護期間を「作者の死後70年」で統一する方向で最終調整に入ったことがわかった。日本では現在「50年」のため、確定すれば20年間延長される。日本に課されている約10年の「戦時加算」は、参加国間では事実上、解消される見通しだ。保護期間はいま、日本やカナダ、ニュージーランドなど6カ国が原則「死後50年」で、米国や豪州など5カ国が「70年」、メキシコは「100年」となっている。