【東芝】修復不能だった歴代社長の確執・・・国際派で頻繁にグローバルトップと交流する西田と「猫の世話を理由に海外出張を断る」佐々木
不適切会計問題を受けて、東芝の歴代3社長ほか6人の取締役が辞任した。問題の一因ともささやかれるのがトップ同士の反目だ。西田厚聰と佐々木則夫。2人の確執が表面化したのは、2013年の社長交代会見だった。西田(当時会長)が「固定費を削ったことで売上高がどんどん落ちている」と佐々木(社長)時代の経営を批判すれば「数字を出しているから、文句を言われる筋合いはない」と佐々木も応酬した。