【終活】「墓じまい」した人の3割以上がトラブルに遭遇 「親族から本家なら面倒みるべき」「高額な離檀料請求」
無縁墓は墓地区画の減少に伴い、近年対策が議論されている問題。人口減少によって墓守がいなくなっていることや、都市部への人口一極集中が無縁墓問題の主な要因とされており、管理者が現れない場合にはお墓を撤去する「墓じまい」が行なわれる2004年度から2013年度までの10年間で行われた無縁墓の墓じまいの数は、全国の自治体や寺院が自主的に行ったものだけで累計4万5235基(※)に上り、まだ管理者がいないという判断ができない無縁墓予備群はこれ以上の数になると考えられる。