【通信】孫氏、ソフトバンク非上場化を一時検討、条件合わず断念
(ブルームバーグ):日米で通信事業を展開するソフトバンクグループの孫正義社長が今年、経営陣による自社買収(MBO)を検討し、資金調達について海外の出資候補者と協議したことが11日、複数の関係者の話で分かった。出資候補者と条件面で折り合いがつかず断念した。複数の関係者が匿名を条件に語ったところによれば、孫社長は同社の株価は将来の成長性を十分に織り込んでいないと考えており、自社買収により非上場となることで機動的に事業戦略を進める狙いがあった。