【原発】海洋放出、いわき漁業組合員「漁業者は皆反対、自分の子供も県沖の魚を食べない」「国と東電は流している水を飲めるか」
放射性物質で汚染された地下水は、浄化処理を経て海に流された。東京電力は14日、福島第一原発の原子炉建屋周辺の井戸「サブドレン」からくみ上げた後、浄化処理していた地下水の海洋放出を始めた。国と東電が汚染水対策の柱の一つと位置づける作業が同日、報道陣に公開された。地下水は、処理後に貯蔵されていたタンクから約1・5キロ・メートルの配管を進み、外洋とは区切られた原発の港湾内に流される。