【飲料】自販機離れで苦戦の缶コーヒー市場 高級化路線や新ジャンルのボトル缶で各社勝負
ようやく猛暑続きの夏が終わり、気温が低くなるにつれて無性に飲みたくなるのがコーヒー。飲食店や飲料メーカーにとっては、秋以降の“コーヒー商戦”をいかに制するかで年間の儲けが大きく変わってくるだけに、大々的に新商品やリニューアル商品の拡充を図るわけだ。国内のコーヒー市場は近年、産地や豆のほか焙煎・抽出方法にもこだわった「サードウェイブ(第3の波)」に乗るコーヒーショップ、それに淹れたてを売りに販売杯数を増やし続けるコンビニコーヒーが人気を独占している。