【労働】「年177万でどう生活」 国を提訴のタクシー運転手が会見
青森市のタクシー運転手が低収入を強いられているのは、タクシーの供給過剰対策を定めた改正タクシー特措法の規定に不備があるからだとして、市内のタクシー会社の運転手計8人が国に損害賠償を求めた訴訟で、原告団が26日、市内で記者会見し、提訴理由を説明した。工藤靖原告団長は、同法が営業区域内に人口30万超の都市があることを新規参入や増車を禁止できる特定地域の指定基準の一つとしているため、人口29万5000の青森市が特定地域に指定されないと指摘。