【漁業】サンマ不漁と中国・台湾の乱獲は無関係だった…日本単独でできる資源管理にもまともに取り組んでない日本漁業の問題点
秋の楽しみといえば、脂の乗ったサンマとビール……。しかし、今年はサンマの不漁が深刻で漁獲量は昨年の半分以下。このままでは食卓から消えるのではという憶測も広まった。しかし、実際に獲れなくなっている魚はサンマに限ったことではない。水産資源が豊富なイメージの日本だが、それは今や過去のこと。’70~’80年代、日本は世界最大の漁業国で’84年には年間1282万tの水揚げを記録していた。