【労働】「ハローワークの求人票が実際と異なる」苦情1万2000件 低い賃金、違う仕事内容・勤務地、社保未加入など
ハローワークの求人票が、実際の労働条件とは異なっていた――。求職者からハローワークなどに寄せられたそんな苦情や相談が、2014年度で約1万2000件にのぼったことが厚生労働省のまとめで分かった。前年度を3割も上回ったという。ただし厚労省の担当官によると、「求人票より低い賃金で働かされた」「始業時刻よりも早い出社を求められた」といった食い違いが実際に確認されたのは、相談件数の36%。