【納税】確定申告前に読みたい、作家・森博嗣さんの生々しすぎる印税話
作家といえば印税生活。売れっ子作家はどれくらい儲かっているものなのか。森博嗣さんが書いた『作家の収支』(幻冬舎新書)がおもしろい。初めから終わりまでカネの話ばかりなのだ。しかも徹頭徹尾冷静で、研究論文を読んでいるような気にさせられる。収入編である第1章の見出しからしてすごい。「文章はいくらで売れるか?」「原稿用紙1枚でいくら?」「時給でいうといくら?」「単行本と文庫の印税率」「翻訳されたらいくらもらえる?」「ブログだけで年収1000万円」など。