【不動産】空き家問題放置の一方で建設ラッシュ。歪な住宅政策が招く資産崩壊
2014年7月に発表された総務省のデータによると、日本の空き家数は実に820万戸にのぼる。日本の総住宅数6063万戸に占める割合は13.5%になり、ほぼ7軒に1軒は空き家ということになる。「空き家が増えているのは、過疎化の激しい地方だけではありません。東京でもすでに住宅の11%が空き家になっています」そう語るのは、扶桑社新書より『不動産業界の人だけが知っている新築マンションは買わないほうがいいワケ』を上梓した不動産コンサルタントの城戸輝哉氏。