【企業】アップルが日本市場で狙う「iPhone1強」作戦
iPhoneの発売以来、飛ぶ鳥を落とす勢いだった米アップルの成長に陰りが見え始めた。特に米国と並んで強さを見せていた日本市場が2015年10~12月期にマイナス12%という大幅な落ち込みを見せており、早急な対策が求められる。来日したアップルのブライアン・クロール副社長が語ったのは、世界の中でも特殊な「1強」と呼べるほどの圧倒的人気を誇るiPhoneを武器に、タブレットのiPadやパソコンのマックといった他のアップル製品の販売を伸ばしていくトリクルダウン戦略だ。