【マンション傾斜】住友不動産販売のマンション 施工ミスで基礎部分の鉄筋が切断
住友不動産が平成15年に販売した横浜市西区のマンションが傾いていた問題で、基礎部の強度を保つために必要な鉄筋が建築当初の施工により切断されていた可能性があることが27日、分かった。元請けの熊谷組の調査で判明したもので、「現状分かっている範囲では、構造耐力に影響は及ぼさない」としている。このマンションは、くい打ちデータ偽装があった同市都筑区の傾斜マンションとは別の建物で、26年6月に全5棟のうち4棟でくい数本が強固な地盤である「支持層」に達していない施工ミスが発覚。