【企業】堕ちた超名門企業IHI、信用ゼロに…公募増資直後に業績巨額下方修正、粉飾決算疑惑も
IHI(旧石川島播磨重工業)の経営陣は、以前から「信用できない」といわれてきた。そのIHIの損失が止まらない。4月1日付で会長を辞めて取締役となり、6月下旬の株主総会を経て相談役になる釜和明氏の責任が大きい。釜氏は過去の決算で損失隠しを行っていたとして、決算を訂正した。東京証券取引所にIHI株は監理ポストに移され、金融庁から課徴金の納付を命じられたが、釜氏がそのような負の連鎖の責任を取らず経営トップの座に居座り続けてきたため、IHIではガバナンスが機能していない。