【電力】夏の電力は今年も心配なし、原子力ゼロの関西も予備率6%台に 太陽光が2割を超える地域も
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ようやく関西電力が実態に見合う需給予測を出してきた。電力の使用量がピークになる7月と8月に2567万kW(キロワット)の需要を想定して、前年の2556万kWから微増にとどめた。一方で供給力は130万kWも減らすが(2875万kW→2745万kW)、それでも予備率(需要に対する供給力の余裕)は6.8~6.9%を確保できる見通しだ(図1)このほかの電力会社では東北電力が7月に予備率4.3%を予測したのが最低で、各地域ともに3%以上の予備率を予測した。