【原子力】高浜原発1、2号機が新規制基準適合 巨額投資で老朽原発にのぞみも再稼働は3年後
原子力規制委員会が20日、関西電力高浜原発1、2号機(福井県)が新規制基準に適合しているとする審査書を決定した。運転開始から40年を超えた原発で初の「正式合格」。関電は高浜3、4号機の運転が司法判断で差し止められ、巨額の安全対策費用をかけてでも老朽化した1、2号機の再稼働に望みをつなぐ。関電は昨年3月、運転開始から約40年を経過した原発のうち高浜1、2号機と美浜3号機(同)について、新基準の適合性審査を規制委に申請した。