【流通】セブン役員定年制を厳格化へ 井阪新社長、一枚岩を強調
セブン&アイ・ホールディングスの新社長に就く井阪隆一氏(58)は8日までに共同通信のインタビューに応じ、内規で定めた「役員定年制」を、26日に発足する新体制では厳格に適用していく意向を表明した。過度の権力集中や長老支配を防ぎ、開かれた経営を目指す考えだ。20年以上グループを率いて4月に辞任表明した鈴木敏文会長兼最高経営責任者=CEO=(83)とは自身の人事を巡り確執が表面化したが、井阪氏は「(会社は)一枚岩で動き始めている」と強調した。