【金融】マイナス金利政策導入から3か月 貸出もあまり変わらず企業の資金需要は低迷 効果は限定的との声
日銀がマイナス金利政策を導入してから16日で3か月となります。世の中の金利全般が大きく低下し、住宅ローンの借り換えの申し込みは急増していますが、投資や消費を刺激する効果はまだ限られており、日銀は政策の効果が実体経済に及ぶまでには、なお一定の時間がかかると説明しています。2月から導入された日銀のマイナス金利政策で、長期金利の代表的な指標とされる満期までの期間が10年の国債の利回りがマイナスになるなど金利全般が低下し、各大手銀行は住宅ローンの金利を過去最低の水準まで下げています。