【食】「死にゆくビジネス」 衰退する犬肉産業と転業への希望 韓国
ケージの中から外を見る犬。韓国・原州市にある飼養場で(2016年4月27日撮影)。「これは死にゆくビジネスだ」──10年にわたって営んできた食用犬の飼養場から、米国の動物保護活動家らが犬たちを連れ出すのを見て、ゴン・インヤン(Gong In-Young)さんはつぶやいた。
移動作業当日、ゴールデンレトリバーやシベリアンハスキー、ロットワイラー、日本の土佐犬、韓国の珍島犬など200匹近くが、サークル内に置かれた金属製の小さなケージの中から、活動家らに対して激しく吠えていた。