【株式】旧村上ファンド系のエフィッシモ、川崎汽船株の保有比率3分の1超す 特別決議阻止の権利獲得
シンガポールのヘッジファンド、エフィッシモ キャピタル マネージメントによる海運大手の川崎汽船株の保有比率が3分の1を超えた。仮に川崎船の経営陣が定款変更や会社の解散・合併など重要事項について株主総会で特別決議を求めた場合、エフィッシモは単独で阻止することもできる権利を得た。エフィッシモが9日に関東財務局に提出した大量保有報告書によると、5月25日から6月2日までに市場内で川崎船株を1285万3000株取得し、保有比率は32.47%から33.84%に増加。