【企業】三菱自、国内販売に壊滅的打撃 新たな燃費データ不正発覚でブランド失墜
三菱自動車で15日、また新たな燃費データの不正が発覚した。過去10年間に販売を終了した10車種以上でも、試験を行わず机上計算で燃費を算出するなどしていた。相次ぐ不正の発覚で、ただでさえ半減した三菱自の国内販売は、壊滅的な打撃を受けそうだ。これまでに三菱自は、日産自動車向けを含む軽自動車4車種、合計62万5千台で、データ改竄(かいざん)による燃費の水増しを公表したほか、軽以外の5車種でもデータを机上計算したと発表している。