【裁判】認知症女性が金融商品で多額の損失 みずほ証券に賠償命令
認知症の女性が「仕組み債」と呼ばれる金融商品を購入するよう勧誘され、多額の損害を被ったと訴えた裁判で、東京地方裁判所は「勧誘は取り引きの原則を著しく逸脱していた」として、みずほ証券に対して3000万円余りの賠償を命じる判決を言い渡しました。東京で1人暮らしをしている80代の認知症の女性は、仕組み債の購入を勧誘され、合わせて7000万円余り購入したところ、リーマンショックで株価が暴落し、多額の損害を被ったとして、みずほ証券などを訴えました。