【株式】売買小口化、100株単位が8割に 個人の投資後押し
上場企業の株式の売買単位の統一が進んでいる。10月には東京証券取引所に上場する企業の8割の投資単位が100株になる見通し。2015年3月末時点では7割だった。単位変更は投資家が株式を取得する際に必要な最低金額の引き下げを伴うことが多く、個人株主の小口資金の流入を後押ししている。売買単位はすでに1000株か100株の2つに集約されており、東証などは投資家の株式注文時のミス防止などの利便性を高めるため、18年10月までに100株に集約することをめざしている。