【金融】日銀・黒田総裁「国内の景気は緩やかに回復」「必要な場合は追加の金融緩和措置」
日銀の黒田総裁は、全国の景気の現状について報告を受ける支店長会議であいさつし、一段と進んだ円高など、経済や物価を取り巻くリスク要因を点検したうえで、必要な場合には追加の金融緩和も辞さない考えを改めて強調しました。日銀が7日、全国32の支店の支店長らを集めて開いている会議で、黒田総裁は、国内の景気の現状について「新興国経済の減速の影響などから輸出・生産面に鈍さがみられるものの、基調としては緩やかな回復を続けている」とし、先行きも基調として緩やかに拡大していくという見方を示しました。