【経済】安倍首相の28兆円経済対策に異論相次ぐ 「バブル崩壊後25回財政出動したが日本の借金を増やしただけ」
28兆円の経済対策で日本経済を再生させようという安倍晋三首相の「大胆な」計画には、先人たちがたどった道筋が待ち受ける。1990年のバブル崩壊以来、日本が財政出動で経済対策を打つのはこれで26回目。その効果には疑問符が付く。日本は少なくとも1993年以来、毎年補正予算を組んでいる。だが、この追加的な歳出をもってしても6回にわたるリセッション(景気後退)と慢性的なデフレ、債務の膨張と急速な高齢化に見舞われた。