【医療】高額ながん治療薬「オプジーボ」の値下げを厚労省が提案
高額ながん治療薬「オプジーボ」について、厚生労働省は24日、次回の薬価改定を待たずに薬価を特例的に見直すことを、厚労相の諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)の専門部会に提案した。高額薬が保険財政に与える影響が懸念されていることを受け、年末までに結論を出し来春にも実施したい考え。厚労省は見直しの対象とする薬剤を、平成27年10月~28年3月に効能の追加が行われた医薬品で、28年度の市場規模が当初予測の10倍を超え、かつ1千億円を超えるものと規定。