【原発事故】福島県小児科医会「甲状腺がん検査規模を縮小すべき。県民に健康不安が生じている」
福島県小児科医会の太神(おおが)和広会長は25日、県に対し、原発事故発生時の18歳以下の県民を対象とした甲状腺がん検査について、検査規模の縮小も含めた見直しを求める要望書を提出した。太神会長は、規模を縮小しても、放射線被ばくによる影響の有無などを把握することは可能との認識を示した。要望書では、検査で甲状腺がんや「がん疑い」と診断された患者は172人(3月末現在)に達し、児童や保護者、県民には健康不安が生じていると指摘。