【原子力】文科省審議官「もんじゅの運転再開に向けて全力を尽くす」
原子力規制委員会が運営主体の変更を求めている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)を巡り、文部科学省の板倉周一郎大臣官房審議官が30日、2017年度概算要求の内容説明で福井県庁と敦賀市役所を訪れ、藤田穣副知事、渕上隆信市長と懇談した。政府内でもんじゅの廃炉を含めた検討がなされているとの報道について、板倉審議官は「文科省としては運転再開に向けて全力を尽くしているところだ」と繰り返し、再稼働を目指す方針を強調した。