【貿易】ウジ虫やゴキブリなどの昆虫が混入でも合法の米国食品・・・TPP成立で米国流の異物混入基準が押し付けられる恐れ
昨年10月に大筋合意に至った環太平洋パートナーシップ協定(TPP)は、いまだどの国でも発効には至らず宙ぶらりんの状態が続いている。その理由として、牽引役だった米国で、協定発効が不透明になっているところが大きい。TPP発効は現在米国大統領選で有力候補と目されているヒラリー・クリントン氏もドナルド・トランプ氏も雇用創出にはつながらないとして反対の姿勢を示しており、オバマ大統領の任期までに成立するかどうかにかかっている。