【弁護士】法科大学院、「無用の長物」化が深刻…出身者は就職不利、司法試験合格者ゼロ校も続出 企業は予備試験通過者を好む傾向に
法務省は9月6日、今年の司法試験の合格者が、前年より267人少ない1583人だったと発表した。合格率は0.13ポイント低下し22.95%だった。合格者が2000人を下回るのは3年連続で、減少傾向に歯止めがかからなくなっている。受験者数も昨年より1117人減り6899人、平均年齢は28.3歳。合格率が高かった法科大学院は、トップが一橋大学(49.61%)で以下、東京大学(48.07%)、京都大学(47.30%)、慶應義塾大学(44.29%)、早稲田大学(35.85%)と続く。