【金融】三井住友銀行頭取「マイナス金利を更に深掘りされれば口座手数料導入を検討しなければならない事態になる」
全国銀行協会の国部毅会長(三井住友銀行頭取)は15日の定例会見で、日銀のマイナス金利政策について、「導入から7カ月が経過する中で、実体経済への効果はあまり表れていない」と述べた。国部会長は、マイナス金利政策について、個人や企業の資金調達コストの低下などのメリットが生じているとしたものの、「企業や個人の運用収益の減少をもたらしている」とし、「顧客企業からは前向きな活動を促進するという声は聞こえていないのが現状」と語った。