【国際】日本からインドへ原発輸出可能に、両国が原子力協定に署名
日本とインド両政府は11日、日本企業からインドへの原子力発電所関連機材の輸出を可能にする原子力協定に署名した。核保有国であるインドは核拡散防止条約(NPT)に加盟していないが、1998年に核実験の凍結(モラトリアム)を宣言。両国はモラトリアムの継続を前提に合意した。原発輸出を成長戦略に位置付ける日本は、これまで米国やトルコ、中国など13カ国1機関と同協定を締結している国連常任理事国の5大国以外の核保有を禁じたNPTの非加盟国とは初めて。