【原子力】「もんじゅ」 約30年かけて廃炉へ 一方で同じ敷地に実験炉を新設することを検討
安全管理上の問題が相次いだ福井県の高速増殖炉「もんじゅ」について、政府が来週決定する方針案が判明し、原子炉として運転を再開せずに、およそ30年かけて施設の解体などを行い廃炉にするとしています。一方で、将来的には、もんじゅの敷地内に新たな試験研究炉を設置することを検討するとしています。高速増殖炉もんじゅの取り扱いについて、政府は来週、菅官房長官、松野文部科学大臣、世耕経済産業大臣が出席して「原子力関係閣僚会議」を開き、最終的に決定することにしていて、その方針案が判明しました。