【企業】ソニー、映画事業で1121億円損失計上
ソニー(6758.T)は30日、2016年度第3・四半期決算で、映画分野の営業権について減損1121億円を営業損失として計上したと発表した。映画製作事業の収益見通しを下方修正したことが理由。通期の連結業績見通しへの影響については現在精査中で、2月2日の決算発表で公表するとしている。同社によると、この損失は現金支出をともなうものではなく、減損の対象となった営業権の過半は1989年にコロンビア・ピクチャーズ・エンタテインメント社の株式を公開買付けした際に計上している。