【原発事故】増え続ける汚染水タンク、東京ドーム「4分の3杯分」に 正念場迎える原発問題
事故から丸6年になる福島第一原発では、いま、汚染水への対策が正念場を迎えている。敷地内のおよそ1000基の巨大タンクに貯まった量は東京ドーム4分の3杯分に達し、今なお増え続ける。原因は、原発の建屋に流れ込む大量の地下水で、建屋に溜まった汚染水などと混じり膨大な量になっている。地下水の流入を食い止める切り札として「凍土壁」が築かれたが、期待されたほどの効果には届いておらず、地下水の抜け道がある可能性すら浮かんできた。