【韓国】日本へのコンプレックス消したソウル五輪 「いま、問題視される韓国の財閥を挙げた支援でした」
〈1988年ソウル五輪の成功は、韓国の名を一躍、世界に押し上げた。名古屋との一騎打ちとなった招致合戦に尽力した〉ソウルで五輪を開くことを思い立ったのは朴正煕(パク・チョンヒ)大統領でした。僕は青瓦台の秘書官をしていましたから、朴大統領の「立派な祖国を創りたい」という強い思いも聞いていましたね。朴大統領から崔圭夏(チェ・ギュハ)・国務総理に指示が出てスポーツ政策協議会ができ、10人ほどの委員が参加しました。