韓国LCC、福島便を変更 「原発事故の放射性物質が健康被害をもたらすという懸念が出た」
韓国の格安航空(LCC)、済州航空は28日、3月に運航を予定していた福島空港と仁川空港を結ぶチャーター便について、発着地を福島空港から仙台空港に変更したことを明らかにした。東京電力福島第1原発事故の放射性物質が乗務員らに健康被害をもたらすという懸念が一部から出たためという。済州航空によると、同社の崔圭楠社長は職員に送った文書で、科学的には福島空港の安全性に問題はないと指摘する一方で、「皆さんの懸念を払拭(ふっしょく)するため、チャーター便運航を取りやめる」と表明した。