【企業】東芝、スマートメーター大手のスイス企業を売却検討 2000億円調達へ
東芝が傘下のスマートメーター(次世代電力計)大手ランディス・ギアを売却する方向で準備を進めていることが、関係筋の話で分かった。売却額は20億ドルに上る可能性があり、米原発事業の減損で傷んだ財務の立て直しを急ぐ。東芝はUBSを起用し、売却か新規株式公開(IPO)を検討しているという。関係筋によると、投資会社のCVC、シンベン、アドベント、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)、ブラックストーン、オネックス、クレイトン・デュビリア・アンド・ライスなどが取得に関心を示すとみられている。