【自クルマ】アメリカでセダン型乗用車の売上が記録的な不振 SUVブームに押され過剰在庫を抱える事態に
スポーツタイプ多目的車(SUV)の誕生で、米国の多くの家庭からミニバンが姿を消した。そして今、セダンも同じような道をたどっているようだ。調査会社オートデータによると、今年1-2月の米自動車販売全体のうち乗用車の占める割合はわずか37.5%だった。トヨタ「カムリ」やホンダ「アコード」などのセダンやクーペ、スポーツカーが販売台数の半分以上を占め、SUV・トラックの合計台数を上回っていたのは2012年と、それほど昔のことではない。