【国内】「団塊は逃げ切り世代!」の誤解…むしろ「一番損をしているのは団塊世代」というデータ
戦後の第1次ベビーブームに生まれた約700万人の巨大集団「団塊世代」(1947年~1949年生まれ)が、いよいよ今年から順次70代に突入していく。彼らは高度経済成長の原動力と評価される一方、その有り余るマンパワーから「日本の不良債権」「日本衰退の戦犯」などと揶揄されてきた。団塊世代が他の世代から嫌われる理由は、「人数で幅を利かせ、高度経済成長に乗っておいしい思いをしてきた挙げ句、バブル崩壊以降の負の遺産を下の世代に押し付けている」ということだろう。