【技術】IBM、原子1個に1ビットの磁気情報を読み書きすることに成功 超高密度ストレージが実現可能に
より小型で高密度かつパワフルな磁気ストレージシステムへの道が、あるブレークスルーによって切り開かれようとしている。IBMの研究者らは米国時間3月8日、単一の原子に対して1ビットの磁気情報を記録し、読み出す方法を確立したと発表した。IBMによると、これまでは、極性を安定して保持できる磁気ビットの最小構成原子数は3?12個であり、現在のハードディスクは1ビットの格納におよそ1万個の原子を使用しているという。