【社会】不幸の連鎖、男性の3人に1人「生涯未婚」時代
ひとりぼっちリスクは、死亡リスク
生涯未婚となってしまう独身男女の人生の一番の特徴は、ただただ早死にが避けられないことだ。未婚者と既婚者を比較した死亡率の差異で見ると、本来死亡率が低いはずの45歳から64歳の未婚男性は同じ年齢層の既婚男性より2.0倍から2.4倍程度高くなる[1]。同じく、伴侶に先立たれた男性も、生活リズムの変化や食事内容の劣化、家庭内での話し合える人の喪失など女性に比べて高い「ひとりぼっちリスク」を抱えることになる[2]。