【為替】コラム:北朝鮮有事の円相場シミュレーション=佐々木融氏
[東京 10日] - 日本時間7日(金)午前10時過ぎに米軍がシリアに対して巡航ミサイルによる攻撃を行ったとの報道が流れると、円は全面高となり、110円台後半で推移していたドル円相場は110円台前半まで下落、ユーロ円相場も118円ちょうど近辺から117円台前半まで下落した。円高の動きは約1時間後にピークを迎えたが、ニュースが流れてから1時間の主要通貨の騰落率を見ると、円が「最強通貨」となり、その次に強かったのはスイスフランで、円に対する下落率は0.5%程度だった。