【東芝】東芝の元副社長「東芝ブランドを捨ててでも半導体でサムスンに勝つことが重要だ」
東芝の元副社長の齋藤昇三氏は、2000年代のNAND型フラッシュメモリー急成長の立役者の1人。2001年に東芝がDRAM撤退を決定したことで、齋藤氏は、自ら育てたDRAM事業を売却し、NAND型フラッシュメモリーへの集中投資を推し進めた。齋藤氏には、東芝のフラッシュメモリー事業の拡大のけん引役となった旧サンディスクとの提携の狙い、ウエスタンデジタル(WD)と東芝が対立している現状、さらには、自身が育ててきた東芝メモリを売却する動きについて聞いた。