【企業】リコー 米子会社関連の損失 必要な情報開示せず
大手精密機器メーカーの「リコー」は、5年前にアメリカの子会社に関連して1000億円余りの損失を計上していましたが、東京証券取引所のルールに沿った情報開示を行っていなかったことを22日に発表しました。会社側はルールに抵触しているという認識がなかったと説明しています。発表によりますと、リコーは事務機器の販売を行っているアメリカの子会社の価値を見直すなどした結果、2012年3月期に1078億円、2014年3月期に2億円の特別損失を計上していたということです。