【農業】JA全中トップに和歌山の中家氏 改革慎重派、安倍政権との距離感拡大も
全国農業協同組合中央会(JA全中)は5日、JA和歌山中央会の中家徹(なかや・とおる)会長(67)が次期会長に内定したと発表した。6月から選挙を実施していた。中家氏は農協改革に関して急進的な論議を牽制(けんせい)する慎重派。JAグループのかじ取り役に就任することで、安倍政権との距離感が広がりそうだ。大差で選出…農協改革への不満票取り込みか
中家氏は和歌山市内で記者会見し「農業の明るい展望を描けるように全力を傾注し、農家、地域の方から必要とされる組織を目指したい」と意欲を示した。