【セキュリティ】「WannaCry」感染のPCからか 日本への通信数5倍に
ことし5月、世界各地で被害が出た「WannaCry」と呼ばれるコンピューターウイルスに感染したパソコンからと見られる日本国内への通信の数が、今月、発生当初の5倍の1500件余りに上っていたことが警察庁への取材でわかりました。「WannaCry」は、基本ソフト「ウィンドウズ」のセキュリティーの欠陥を突いてパソコンに侵入し、内部のファイルを暗号化して身代金を要求するもので、ことし5月イギリスの病院で患者の救急搬送に支障が出るなど世界各地で大きな被害が出ました。