【テクノロジー】マツダ、ガソリン初の圧縮着火エンジン「SKYACTIVE-X」実用化
一般にガソリンエンジンの場合、ガソリンと空気の混合気をシリンダー内で点火プラグの火花で着火する。これに対し、ディーゼルエンジンはシリンダー内のピストンで圧縮して高熱になった空気に軽油を噴射することで自己着火させる仕組みで、点火プラグは不要だ。マツダが開発した「SKYACTIVE-X」は、ディーゼルのように、混合気をピストンで圧縮することで自己着火させる圧縮着火(Compression Ignition)を世界で初めて実用化した。