【経営】マクドナルドのカサノバ社長、今期最高益見通しでも「伸びしろある」
日本マクドナルドホールディングス(2702)のサラ・カサノバ社長は9日の決算記者会見で、2017年12月期の純利益が過去最高となる見通しに関連して「完全回復か」と問われたのに対し「税負担の減少や特別利益の計上の効果も大きく、完全な回復とは言えない。まだ伸びしろがある」と述べた。マクドナルドを巡っては使用期限切れ鶏肉問題や異物混入問題が相次いで発覚し2期連続の最終赤字に転落したが、16年12月期には最終黒字に転換し業績が急回復している。