東芝、「東芝メモリ」売却に慎重論…利益の9割以上を稼ぐ好業績&交渉難航で 金融機関は再建計画の変更には応じない見通し
東芝、半導体売却に慎重論=利益の9割、交渉難航で-主力行は断行求める東芝が進める半導体子会社「東芝メモリ」の売却をめぐり、東芝社内で慎重論が浮上してきた。提携する米ウエスタンデジタル(WD)の反対で売却交渉が難航しているほか、東芝メモリが東芝全体の営業利益の9割以上を稼ぐ好業績を挙げているためだ。複数の東芝関係者は「社内には東芝メモリを売りたくないという雰囲気が漂っている」と打ち明ける。